31歳でふくだ皮フ科クリニックを開院し、はや11年が経ちました。当時学生だった患者様が、今は愛らしいご子息、ご息女をお連れになってご来院くださり、長きにわたりスキンケアに努められるお姿を拝見しますと、万感の思いであります。

近年、皮膚科医療は飛躍的に進歩をし、アトピー性皮膚炎、蕁麻疹などの日常診療でよく遭遇する疾患においても、生物学的製剤や分子標的薬の注射や内服薬が治療の選択肢の一つになってまいりました。一方で、治療の普遍的・絶対的な主軸が外用治療であるため、診察の際はスタッフ一丸となり、外用薬の使い方を丁寧にご説明、ご指導させていただくよう尽力いたします。また、保険治療の知識の上に、美的観点を重視した自費診療にも取り組んでゆく予定です。

私自身で患者様のお悩みに向き合いたく、これまで代診ドクターに診察をお任せしたことはございません。今後も患者様と一緒に、その方にとって何が最善の医療かを考え精進いたしますので、もしも何かお気になっていることがございましたら、お気軽にご相談いただきたいと思います。